2007年06月25日

高齢者の熱中症の原因

熱中症の発症者数に高齢者・お年寄りが多い理由は、老化現象による影響が考えられます。
汗をかくための身体のシステムは、足から老化がはじまり、次いでお腹や背中、そして頭という順に進むといわれています。
そのため、顔や頭にはそれまでと同じように汗をかくので、今までとなんら変わりがないように思い、自分の身体が汗をかきにくい状態になっている事に、なかなか気づきません。
このように自分で老化を意識していないことが、より一層の危険をまねいてしまいます。
人間の身体の約60%は水分だといわれていますが、お年寄りになると水分を含む筋肉などが減り、約50%に減ってしまいます。
体重が60キログラムで単純に考えるとと、体内に36キログラムあったのが、30キログラムに減ってしまうといことです。
若い人に比べて体内の水分が少ないのに、のどが乾いたりしてもなかなか乾きを自覚できない為、水分の補給が適切に行えません。
その上、高齢になると暑さに対して敏感さが衰えており、体温を調整する機能までも衰えて、うまく調整できなくなっています。
これらのことが、いくつも重なり合っていることが、お年寄りが熱中症になりやすいといわれる理由のようです。
但し、高齢になってもある程度運動をしたりすると、これらの機能の低下を遅らせることは、可能なようです。
適度な運動と回りの人たちの水分補給への気遣いが、熱中症の予防策として必要かもしれません。
posted by netsu at 23:52| 熱中症の対策と予防